短時間の睡眠で長時間労働の疲れを取るのは難しいうえ、脳にとってもいいことはありません。
活動時間が長ければ長いほど疲労回復には時間がかかりますし、日中の疲れを睡眠によって解消するというのは、昼行性動物において、人間の生活が進化していったとしても変わることはありません。
ましかし、一般的に6時間から8時間の睡眠時間がいいとは言われているのですが、適正な睡眠時間というのは人それぞれ。
実は人口の5%くらいの人々においては、6時間以内の睡眠で十分なショートスリーパーも存在します。
睡眠不足が続くと、脳はキャパオーバーとなり、本能が優先されるようになる。
睡眠不足が続いてしまうと理性や思考が働かず、本能が優先されやすくなり、結果として食欲過剰、情緒不安定などコントロールが効かない状態になります。
そもそも脳には、呼吸や体温を維持する「眠らない脳」と思考や創造、記憶を司る「眠らなければならない脳」があります。
この「眠らなければならない脳」は生活の中でフル活動しており、人としての高度な精神活動を可能にしているものですので、起きている時間が長ければ長いほど疲労が溜まっていきます。
ですので、しっかりとした睡眠によってリフレッシュする必要があるのです。
Komentáre